笑顔が苦手 無理に笑顔にならなくていい
美容師1年生のみなさん、今日もお疲れ様です。
笑顔は美容師にとって必要なスキルであっても、誰かと比べたり同じになる必要はありません。
笑顔は大切なのは分かっているけど、苦手だなと思っているあなたに、自分らしさを見失わないで欲しいと思うのです。
私って無愛想?みんないつもニコニコだけど、私はできないな…美容師向いてないかも?
お客様が〇〇さんは話しやすいって言ってたよ。「頑張ってね」ってさ。
えぇっ、嬉しい!私は私でいいのかな。
笑顔は大切
美容師は接客業ですから笑顔は大切です。
コンビニだってスタバだって定員さんに笑顔がなかったら、無愛想だなと思いますよね。
美容師1年生であれば、20代前半のアシスタントが多数だと思います。
若さとは武器ですし、当たり前にある今の若さは今しかないので、使えるものは使ったほうがいいです。
しかしハツラツとした元気全開の20代ばかりではありませんよね。
笑顔が苦手、楽しくないのに笑えないよと思っている人もいると思います。
ですが誰かと同じになる必要はないと言いましたが、笑顔が苦手だからといって美容師になったからにはそのままにしておくのは問題です。
誰かと同じになる必要はない
自分に無いものを持っている人のことは、羨ましく思うものです。
ですが羨ましいという感情だけで真似をしても、苦しくなって自分を追い込んで美容師に向いてないなと思ったっり、美容師を辞めてしまってはもったいないと思うのです。
笑顔は大切ですし、美容師にとって接客業であることで、ムスッとした態度や無表情では務まりませんが、無理な笑顔や高いテンションを作る必要はありません。
イエェーイ!元気ですかー!!フォォォッッォー!!!
落ち着いて。いつもそんなテンションじゃ無いよね。でも基本は元気だよね。あまり無理せず君らしくね。
誰かと比べるのではなく、あなたの接客スタイルを見つけるのがいいでしょう。
あの人みたいな素敵な笑顔で接客したいと思うことは良いことですが、自分らしい笑顔が出せるようになれるといいですね。
笑顔とセットで
笑顔は必要ですが、常に笑顔では疲れますし、笑顔が多い人はふと笑顔がなくなった瞬間に、機嫌が悪いのかなと思われがちです。
キレてる?
キレてなーい!
なので笑顔が苦手だなと思ってるあなたは、常に笑顔でいる必要はないということです。
そこで私が気を付けていたことは、笑顔とセットで「声のトーンを高くする」です。
ヘルプに入るときの「失礼します」
シャンプーの時の「痒いところないですか」などです。
お客様がご来店してくださったら、ありがとうございますの感謝の気持ちからくる笑顔プラス「いらっしゃいませ」の声のトーンを地声より高くしたり、お客様と会話する時も常に笑顔でいることよりも、声のトーンや語尾に気を付けたりしていました。
楽しい会話をしている時は笑顔になるでしょうし、技術に集中している時に作った笑顔は必要ないですよね。
業務上、顧客に対してとるべき態度として笑顔を維持すること。
接客業などで本心とは切り離して笑顔で対応すること。
営業スマイルは、病める時も、健やかなる時も笑顔で対応しなければいけません。
目の奥が笑っていない人に接客してもらいたいとは思いませんよね。
私は女優よ!
店長。付いていきます!
とある店長は「私は女優よ」と言っておりました。
笑顔はもちろん、言葉遣いや仕草まで、さすがだなと。
カットクロスの畳み方や、床の履き方までもプロフェッショナルで、少しでもあんな立ち振る舞いがしたいと研究したものでした。
お客様に与える印象は笑顔だけではありません。
細いところまで気を配れるようになれると良いですね。
可愛いより、クールの方が私らしいかも。『クールでかっこい美容師』憧れる〜!
さいごに
いつでも自然な笑顔ができるように、顔のストレッチなどをして顔の筋肉をほぐして万全を尽くしましょう。
苦手を克服することは大切ですが、誰かと同じになる必要はありません。
あなたの接客スタイルを見つけることが大切です。
これは笑顔に限ったことではありません。
スタイリストになってからも誰かと比べてしまうこともあるでしょう。
でも、あなたはあなたです。
他の誰かになることはできません。自分的最高を尽くしましょう。