先を読む力をつける
美容師1年生のみなさん、今日もお疲れ様です。
美容師には先を読む力が必要になります。
どんな時に必要になるかというと、常に必要になります。
とても大切なので、アシスタントのうちに身につけたいスキルになります。
先を読むとは、次に何が起こるか予測することです。
とは言っても私たちは預言者では無いので、今日の帰りに自転車でコケるとか、明日のお客様はみんなキャンセルになるとか、そういう事が分かるということではありません。
俺、明日お腹痛くなって休むかも。
WBC見たいだけじゃないの?(笑)
はい!仕事するよー。
先を読むってどういうこと?
美容師の先を読むとは仕事をどう進めるかを考えて、どう行動するかということです。
アシスタントの仕事とは、スタイリストのサポートをすることです。
サポートをするには、技術があることは勿論ですが、コミュニケーションが取れてスタイリストが何を求めているかを察知する能力も大切です。
毎日同じような繰り返しのようで、毎日違うことが起きているので、与えられた仕事をこなすだけでは先を読む力はつきません。
どうしたら先を読めるようになるのか
先を読むのに必要なのは過去の経験です。
過去の経験というのは技術でいえば美容師になってから、コミュニケーションでいえば今まで生きてきたことも全て役に立つわけです。
過去の経験のデータの何通りもの行動の中から最善を選んで行動に移す。
なので毎日同じように思えても、ちょっとした違いで何通りものデータを収集できるのです。
俺の頭の中は宝石箱やー💎
最善を選んでの宝石箱ね。
はい!終礼するよー。
自分の考えや行動だけではなく、先輩でも同期でも後輩でも、自分以外の人の行動は参考にするべきですし、無駄のない動きを意識することがいいでしょう。
しかし過去のデータを集めただけではいけません。
集めたデータを今の状況だと何が正解なのかを瞬時に考えて、それを信じて動くスピード感も大切です。
先が読めるメリット
先が読めるようになると仕事がスムーズに進みます。
スピードもアップして、お店の回転率もあがります。
スタイリストは先が読めるアシスタントが大好きですし、スタイリストは先が読めるアシスタントについて欲しいと思っているのです。
ツーと言えば
カー
ツーカーの中になったのね。もう死語なのかしら(笑)
先が読めるということは、最大の武器になるのです。
さいごに
先を読む力をつけても、先を読む力を発揮できなければ意味がありません。
勿論、失敗することもあるし、もっと最善な方法があったかも知れないと思うこともあるでしょう。
ですが失敗したり、もっといい方法があったかも知れないと考えられることも全て「先を読む力」になるのです。
スタイリストになっても大切なスキルです。
アシスタントのうちにたくさん失敗して自分のモノにしていきましょう。